ハーレー・ダビッドソンを華麗に乗り回す最強じいさん。

キーワード:人物・団体インタビュー

「若者の象徴であった高性能オートバイ、ハーレー・ダヴィッドソンでさえ、
購入者の平均年齢は52歳となっている。欧州では、過去20年以上にわたり、
50歳以上の消費はその他の年齢層による消費の3倍のスピードで増加した。」
変質する高齢者マーケットより
すごいデータである。ハーレーを乗り回す高齢者がいる、という話ではない。
ハーレーを乗っている平均年齢が52歳なのである。
驚異的だ。今が旬、今が現役である。
かっこよすぎるぜ、憧れるぜ。
やはり、高齢者は60歳から、というのはうそだ。
50歳から高齢者なんて言う人は良くこの記事を見るべきだ。
あなたはハーレーに乗り回す52歳を想像出来ましたか?
出来なかった人はその固定観念をまず捨てるべきだ。そうしなくては、
そもそも高齢者マーケットのファーストステップからつまづくことになる。
今の「高齢者」はハーレーに乗る。
恋愛もする。
よく働きもする。
人生をハッピーに楽しもうとする。
ここで気づくのかもしれない。
「高齢者とは言っても我々と一緒だ。我々の延長線上にあるじゃないか。」
高齢者マーケットに挑戦したい御人は、これを肝に据えて欲しい。
その商品は自分が使って楽しいですか?
自分が使ったらつまらない、ものを無理強いする人が多すぎる。
なめんな、と思ってしまう。
今のシニア層は品が良いので私が代弁しよう。
高齢者は決して、化け物じゃねえ。
わけの分からないものでもねえ。
ましてや、ヨボヨボなはずがねえ。
だから、まず、自分が楽しめるものを作れ。
その上で尊敬の念を持って、使って頂ければ幸いです、と頭を下げるべきだ。
敬意を示し、楽しんでいただく。それが、基本ではないか。
どこのマーケティングでも顧客重視と言われるが高齢者マーケットではそれが
出来ていない。顧客重視が間違った方向に行っている。

ハーレーを乗る高齢者が基本だ、それを一度インプットしない限り、成功はない。

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