今の60歳代の青春時代に流行ったTVバラエティーから抽出された3要素

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昔のバラエティー番組を分析していくとある共通の3要素が抽出された。
まずは、各年代の流行番組を見ていこう。
70年:「ラブ・ラブ・ショー」「ネコジャラ市の11人」
71年:「新婚さんいらっしゃい!」「スター誕生!」
72年:「お笑いオンステージ」「セサミ・ストリート」「オーケストラがやって来た」
    「オールスター家族対抗歌合戦」
73年:「なんでそうなるの」「3時にあいましょう」「金曜10時!うわさのチャンネル!!」
74年:「レッツゴーヤング」「世界の料理ショー」「パンチDEデート」「くいしん坊!万才」
75年:「カックラキン大放送!!」「欽ちゃんのドンとやってみよう」「アタック25」
     「テレビ三面記事」「プロポーズ大作戦」「独占!男の時間」
76年:「クイズ・ダービー」「すばらしき仲間」「欽ちゃんのどこまでやるの!」
77年:「お笑い漫画道場」「アメリカ横断ウルトラクイズ」
78年:「600こちら情報部」
79年:「クイズ100人に聞きました」「テレビファソラシド」「人生ゲーム・ハイ&ロー」
こうして見ていくとこの時代に流行っていたバラエティは、
≪恋愛系、クイズ教養系、グルメ系≫が中心であり、特に目立つのが、恋愛系だ。
今の60代はその前まで、戦争などで政略結婚や家同士の結婚が普通であったのに
対して、自由な恋愛を多く見てきた世代だ。そうなると、恋愛に対してのバラエティーが
多くなるのも当たり前かもしれない。
しかし、この3要素は今のシニアの流行に置き換えることも出来る。
○恋愛系  ヨンさまブーム。
○クイズ教養系 知識を重視した「娘と海外留学旅行プラン」などの教養系。
○グルメ系 健康な食生活を中心とした健康食品ブーム。
昔のバラエティを分析していくと、≪恋愛系、クイズ系、グルメ系≫の3要素が抽出された。これは今の流行にも応用することが出来るし、今後の流行においてもキーワードとなっていく
だろう。こういった分析をシルバーエンターテインメント的分析と名づけ、これからも分析を続けて
いきたい。
エンターテインメントを楽しむ心は青春時代から脈々と受け継がれ生きている!
これからもっと新たな爆発力がある、エンターテインメントを私は創っていきたい。

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