シニアビジネス 「50歳以上」ではなく、「65歳以上」という狙われないニッチ

キーワード:マーケティング

少し古い資料で恐縮だが、改めて見ると面白い電通のリサーチ結果がある。
2010年に50歳以上の消費支出は127.2兆円になるという資料。
50歳以上のシニアマーケット規模の全体推計
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しかし、この資料が面白いのは、シニアビジネスというと50歳以上と
いうのが今の流行だが、65歳以上のデータが目覚しい点だと思っている。
2000年から2010年の間に実に二倍になっていると予想されるというのだ。
これは目覚しい変化である。今までのマーケティングの解明により、50歳
以上の商品は多くなってきた。しかし、実はそれは広く取りすぎであり、
50歳以上とは言っても60歳代なのか70代か80代か・・・によってまったく
プロファイルが変化しているはずだ。
そうしたときに企業がこぞって展開していない横の世代。
その世代はニッチになってくるはずだ。
50歳以上、のどこのセグメントを狙うとぴったしの商品か?それを一度熟考する必要はあるだろう。

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