女性専用フィットネス「Curves」 という化け物フランチャイズが現れた。
マクドナルドは25年で6000店舗を達成したが、このフランチャイズは何と
それを7年で達成したのだ。そのフランチャイズの中身は、シニアをターゲットに
した女性用フィットネスだ。
その「Curves」が日本上陸すると言う発表が日航ホテル東京で行われた。

このフィットネスの特徴を「三つのM」で説明しよう。Men,Makeup,Mirrorの
「三つのM」を排除しているのだ。つまり、そこではあなたが運動をする際に
男の人(Men)に見られることもなく運動を楽しむことが出来、化粧（Makeup）も
必要なく、鏡（Mirror）もない。実に安心だ。
横には一緒に楽しむ仲間がいて、心地よい音楽の中で同じプログラムを
こなす。日本のフィットネスのような広い空間ではなく、40坪程度の小スペース。
インストラクターに筋肉ムキムキの怖い人はいない。パーソナルな人間関係を
構築出来るインストラクターばかりだと言う。
そのフィットネスのやり方も興味深い。まずは、7名程度で円を組む。そして、
それぞれの場所で30秒間程度、機材を使いながら運動を行う。30秒、経過
後に円を回転させ、次の機材へ。横にいる仲間を励ましあいながら、行うた
め実に効果的な形で運動を行うことが出来る。
2002年から2004年までの間に全米でフィットネスクラブは8239店舗増であった
が、何とそのうちの68％の5650店舗はCurvesだと言う。そして、現在その数は
何と9000店舗。2000年当時は2000店舗であった訳で、この伸びは3時間に1店
舗、フランチャイズ展開されていることになる。脅威の伸びだ。
日本では人口の3%しかフィットネスをやっていないと言う。
この化け物フランチャイズが日本に上陸する。
手がけるのは「牛角」などをサポートしている株式会社ベンチャーリンク。
さあ、日本のシニア女性はどう受け止めるだろうか。