遊びが度を過ぎる。
キーワード:シルバーエンターテイメント
洗練された大人が魅力を感じるコンテンツ。
これはどのシニアマーケッターも頭を悩ませているはずだ。その
ひとつのキーワードが今回の記事から見えてくるかもしれない。
産経新聞
バンダイは2日、小さなロボットの楽団がジャズなどを演奏する
「リトル ジャマー」シリーズの最上位機種を5月下旬に発売す
ると発表した。価格は標準タイプの約2.5倍の5万2500円
と高いが、中心顧客である40―50代の男性が満喫できる「大
人の嗜好(しこう)品」を目指したという。
同日、都内のライブハウスで開いた発表会では内蔵する25曲から数曲を“熱演”。ゲストのジャズトランペッター、日野皓正さんは「遊びにしては度が過ぎている」と絶賛していた。
もっと音質を高めてほしいとの要望にこたえるとともに、ロボットの可動部分を増やし、つま先でリズムを取るなど細かい動きも実現させた。
遊びが度を過ぎている、という絶賛の仕方は非常に面白い。こだわりを
感じつつ、遊びのような感覚で気軽に楽しめる。シニアマーケットの
ひとつのキーは、自慢が出来るかどうか、にあると思う。
商品が自慢出来れば、あっという間に口コミで広がるからだ。話のネタに
なるようなさりげなくかっこいいモノ、それがポイントだ。
御社の商品はどうやって自慢することが出来ますか?