老人ホームが地図記号になるという。
http://www.jmc.or.jp/kigo/

社会の高齢化が進んで老人ホームが各地で建設されています。この
ため、国土地理院では、これらの新しい施設をわかりやすく地図に
表すために、（中略）「老人ホーム｣の地図記号を新しく付け加え
る準備を現在進めています。

そして、そのデザインがなんと一般公募されている。新記号の制定は２０
０２年の「博物館」「図書館」以来で、公募は初めてであり、これは非常に
興味深い。是非、応募しようと思い、デザインを考案していると、何と障壁
が。今回の応募資格は小・中学生限定。残念だ。
しかし、公募も初めてなら当然、小中学生限定も初めて。非常にPR効果も
社会的意義も高そうな今回のプロジェクト。あまり役人的な印象が無く、
実に斬新。
教育現場で地図考案に勤しむ小中学生の姿が目に浮かぶ。一挙に地理の授業に
も熱が入り、たくさんの地図記号を覚えられそうだ。そして、マークを付ける
ということは「老人ホーム」にどんな未来を持たせるかということでもあるだ
ろう。
つまり、マークは記号であり、記号は印象を生む。増大する老人ホームにどの
ような記号化をすべきなのだろうか？
今はただ子供のピュアな目を信じるだけだ。