武士道と介護
キーワード:シルバーエンターテイメント
京都府亀岡市にあった亀山藩で江戸時代後期、武士が重病の祖母を介護するために休みを申し出て、家老らに認められていたことが、京都府立総合資料館による古文書解読でわかった。先例が勘案されて許可され、祖母は回復した。同資料館の担当者は「現代のような介護休業制度があったのでは」と分析している。
そういえば、江戸時代といえば、平和が続いた時代である。平和が続いて
いない限り、長寿社会はやってこないし、同時に真の介護社会もやってこ
ない。
実は二つとも国民の努力や継続的な平和が生んでくれた先祖からの贈り物
なのだ。
未来のこの国の後継者たちに私たちは長寿社会のはじまりをどのように
語れるだろうか?
メリークリスマス。