健康の中毒性
キーワード:健康・ヘルスケア
アメリカでは、健康管理に費やされる1兆8000億ドルのうち、90%が30%の
高齢者に費やされるという。つまり、健康ビジネスは実はロイヤリティの高い
セグメントを探すビジネスという体を示している。
全員に展開するよりもむしろ、一部の限定された人に本当に良い良質な
健康管理を提供する形の方が展開しやすい。
そういえば、インターネットでも同じ様な結果が出ていたことを思い出す。
インターネットでは健康情報を送っているが、大部分のアメリカ人シニアは
それを利用していないことが、ナショナルカイザーファミリー財団の調査で
明らかになったのだ。これまでに65才以上でオンラインしたのは人口の
3分の1以下、健康情報をオンラインで捜したのは21%だけ。
(https://cnxt.jp/wordpress/mt/archives/2005/01/post_143.html)
そのときの一つの結論はそもそものコンテンツ力だった。つまり、健康を
扱う多くのサイトは健康だけを扱うのではなく、網羅しようとする。
健康+投資+ケア・・・。のようにやってしまい、その露骨すぎる狙いに
アクティブシニアは敬遠してしまう。
その要因プラスもう一つ理由があった。というのが今回のこの記事だ。
つまり、そもそも、30%のセグメントしか、この種類の情報にアンテナを
張っていないのだ。ただし、彼らは強烈なファン層であり、何度も何度も
リピートして訪問してくれる可能性が高い層だ。
御社が健康関連のビジネスをネットで展開したいのなら、このファン層への
ターゲッティングプロモーションが必須だ。100万人にプロモーションを打っても
このセグメンテーションにいなければ、意味がない。
まずはターゲットをしっかりと認識せよ、である。