今の延長線。

キーワード:シルバーエンターテイメント

高齢者と言うと、どうしても弱者をイメージしてしまう人が
多い。そのイメージはどこから来るのだろうか、と考える。
最近、気付いたのだが、そのイメージは隔離から来ていることが
多い。自分自身との隔離である。自分と高齢者のイメージの接点が
見つからない。そのために、弱者としての高齢者に「お似合い」の
ビジネス展開しか思いつかない人が余りにも多い。
そこからは自分がもしも年をとったときに「自分自身は使いたくは
ない」ような発想しか出てこない。それは非常に寂しいことだ。
我々は知らない間に年を取っているだけである。
生まれついてからずっとお爺ちゃんである訳ではない。
若き時代の少し先の未来に立っているだけなのだ。
この間のシルバーエンターテインメント会議では、そういった
発想よりも高齢者に対して、尊敬の念を抱いた上での発想が多く出て
嬉しかったが、未だに高齢者=弱者、としてしか考えられない人には
ある質問を投げかけると効果的だ。その質問は以下の通りだ。
自分が小学生の時の自分の年齢のイメージはどうでしたか?

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