中高年女性フィットネス『カーブス』の誕生秘話
キーワード:マーケティング
中高年女性フィットネスのカーブスジャパンが登場したというニュース
は以前もお伝えしたが、カーブスジャパンからメールマガジンが届いた。
そこには中高年女性フィットネス『カーブス』の誕生秘話が載っていた。
上の写真が創始者であるゲイリー・ヘブン氏である。
Curvesは今から14年前に、アメリカのテキサス州で生まれました。創始者であるゲイリー・ヘブン氏が13歳のときに、40歳の若さで母親が高血圧とうつ病のため亡くなり、その頃から漠然と女性のために役立つことがしたいと思い始めたことがこのビジネスの始まりです。女性の健康のために仕事を続けるなかでますますその想いは強くなり、今では『全世界の女性が健康になり、長生きをしてもらう手助けをすること』を使命として事業拡大をしています。
やはり、「思い」から来る行動力は強い。今では、2005年5月末現在
全世界累計9028店を出店している。これは2004年にはギネスブックにも
登録され、世界一と認定されるほどのスピードであり、実に4時間に一つの店
が出店されている。
しかし、私が一点カーブスジャパンにおいて心配しているのは出店料金
である。アメリカの価格帯は300~500万円程度で出店が出来るのに対し
日本版は1000~1500万円。その価格帯を日本のビジネスマンがどう受け
取るか?
今後は多くの競合が出現することは予想される。そこに対し、牛角的な
ブランド戦略を行うために店舗数の拡大は必須であろう。もちろん、その
ために第一号店での成功も必要である。カーブスジャパンも本家アメリカ
のようなスピード感を持てるか?
勝負はここあと2年以内に決着がつきそうだ。