トップに立った作家の平均年齢は、50.5才

キーワード:世界の事例

シニアは須らく知識の王様である。知識・経験など、どの
データを取っても間違いなく一位になるからだ。そんな知識・
経験の王様であるシニアは小説と相性がいいのかもしれない。
世界の高齢者

1955年から2004年までのニューヨークタイムズ・ベストセラー・
リストのフィクション部門のトップに立った作家の平均年齢は、
50.5才であったとインターネット書店のルルが統計をとった。
アガサ・クリスティー(1890-1976)は、リストの先頭に立つ
最高齢の著者で、彼女の最後の作品『カーテン』(1975) は
85才の作品であった 。ジェームズ・ミッチェナー(1907-1997)は、
1980年から2004年の25年間の最高齢作家で、1988年のベスト
セラー『アラスカ』は81才の作品。

セカンドライフ、などが騒がれる以前からシニアは文学的な分野で
圧倒的な力を発揮してきている。
シニアという言葉の原義は「ローマの誇り高き戦士」の意味である。
そんな「ローマの誇り高き戦士」は知識・体験のプロフェッショナル
である。
人生のプロであるシニアが活躍すべき場所は他にどんなところにある
だろう、と考えてみると新しいマーケットが創造出来るかもしれません
ね。

上へ戻る