シニアベンチャー起業に追い風
キーワード:シルバーエンターテイメント
国民生活金融公庫総合研究所が毎年発表している新規開業白書に
よれば、開業時の平均年齢は40.9歳、新規開業者の中で45歳以上の
中高年者の割合は36.5%に達している(「新規開業白書2002年版」)。
このうち60歳以上は 3.8%だが、1999年度が 2.6%であったことから、
高齢者の開業は増加傾向にあるといえる。
シニアの起業には特徴があり、それはお金への志向性よりも
社会還元への志向性が比較的強いことがある。アントレプレナー的要素よりも
ソーシャルアントレプレナーと言った方が正しいだろう。
例えば、株式会社 オルガーという会社。これは
「中高年のセカンドライフをひらきます!」という理念で行っている。
http://www.jnews.com/kigyoka/2003/kigyo0333.html
厚生労働省でも、シルバー起業家の支援を目的とした助成金制度を
2000年2月から導入している。これは、60歳以上の人が3人集まって
株式会社や有限会社、協同組合などの団体を設立する際に創業費用
の3分の2(最高 500万円まで)助成するというもの。シニアベンチャーに
とって追い風が吹いてきている。
http://www.jnews.com/kigyoka/2003/kigyo0333.html
又、これは日本だけの特徴ではないが、高齢者雇用には力を入れている。
シニアの起業におけるリスクが下がってきている、と言えるだろう。
高齢者の知恵を元にしたコンサルティング会社などが創造されることを祈る。
もし、そういう会社を起業されたい場合は、私まで連絡を下されば、この場で
ご紹介できるかもしれません。
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