シニアがモデルになる時代

キーワード:シルバーエンターテイメント

ドイツでは、シニアの広告用に高齢者のモデルが増えている。
増加するシルバー世代のために、代理店が高齢者のモデルを抱えるのだ。
アクティブシニアの理想像は高齢者マーケットを狙う広告産業にとってニーズである。
いかにして、年齢セグメンテーションをかっこよく見せるか、がその背景だろう。
つまり、50歳以上をターゲットにする場合、その理由の多くは、そのビックマーケット
の獲得にある。しかし、実際に50歳以上に狙いを定めて、広告戦略を打つときには
「認識年齢と実際年齢に10から20歳の差」があることと矛盾し、行き詰ることが
多かった。
つまり、50歳以上にしているのは上質な方々への最高級サービスなんです、という
売り方をしたい、サービス業者が多いのである。
で、その際に重要なのが、モデルだ。
シニアということをかっこよく見せれるモデルがいれば、50歳以上であることにむしろ
誇らしさを持つようになる。それが出来るか、出来ないか。それがニーズになってくる
のだ。

今はまだドイツの動きだが、この流れは確実に日本でも来るだろう。

シニアがモデルになる時代、始まる、である。

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