私はナムコは好きだ。非常に面白い。あそこをゲーム業者だと思っては
いけない。生粋のエンターテインメントプロバイダーだ。そのエンターテインメント
活動は当然高齢者にまで及ぶ。

株式会社ナムコは、「綾瀬タウンヒルズショッピングセンター」（神奈川県・綾瀬市）
の2階に、デイサービスセンターを開設する。同施設は2004年10月に開設された
「かいかや」に続くナムコ直営デイサービスセンターの2号店目として2005年4月
1日にオープンを予定している。
同デイサービスセンター（名称未定）は、「かいかや」同様“スピリチュアル・
ヘルス（＝魂の健康）”をコンセプトに、ナムコが約50年の歴史の中で培ってきた
“エンターテインメント”の要素と、19年間継続し蓄積してきた福祉事業の
ノウハウを融合させて創る、従来までの高齢者施設という枠にとらわれない
“時間を楽しむ”ことを目指した施設。

http://www.fukushi.com/news/2005/03/050301-a.html
魂の健康！素晴らしい。
なんとも素晴らしい考え方である。その通りなのだ。今までの介護施設は、
どうしても介護だけになっていた。つまり、介護という「弱者に対するケア」であった。
しかし、今回のは違う。健康な方でもエンターテインメントを加えることで、介護予防に
なるのではないか、と言う発想である。
よくわかってらっしゃる！
もう私は大好きな企業だ。一度、担当者の方とお話したい。
そうなのである。弊社で掲げるシルバーエンターテインメントは、＋αの議論である。
つまり、アクセサビリティーだとかユニバーサルデザインとかというのは当たり前で
それ＋どんな面白い刺激を提供できるか、ということである。
はっきり、言おう。
ユニバーサルデザインやアクセサビリティだけを気にして、シニア対策は終わった、
と言い切る企業の方が多いのではないか？
本当か？それで本当に終わりと言えるのだろうか？私は全くそうは思わない。
それをベースとしよう。それ＋α。
それがシルバーエンターテインメントだ。