イケイケなシルバーを紹介する番組が日本で出来たことは先日、このblogで
紹介した。しかし、アメリカでは既にそのような動きは少し前からあった。
「行動的な大人と定年者のライフスタイル」は、KTVKチャンネル3で
2004年の10月2日（土）午前11時デビューしている。番組は毎月第一週の週末に
放送する。55才以上であるならば、多種多様な活発な大人のコミュニティに
興味があるかもしれない。また子供が独立した家庭では、退職者のアパートか、
分譲マンションへ引っ越したいかもしれない。こうした知りたい情報を提供するという。

高齢者視聴者をターゲットにした番組である。
If you’re over the age of 55 and looking at new living options then
‘Active Adult & Retirement Lifestyles’ is for you.
Instead of driving around town, this television show will allow you to
sit back, relax and see various living options from the comfort of
your own home. と謳っている。
家にいながらにして、楽チンに多くの生活の選択肢を提供する、と言っているが、
そのコンセプトは面白い。高齢者とテレビは日本でも親和性が高いが、
むしろ、それは問題視されることのほうが多い。
つまり、テレビしか見ないことによっての不健康を気にする人のほうが多いのだ。
しかし、何かを主体的に選択するためのテレビ番組ならば、歓迎するべきかも
しれない。
問題視されたところにも、新しい投げかけによって市場が生まれることもあるのだろう。