アクティブシニアとネットワークと寿命
キーワード:シルバーエンターテイメント
[ロンドン 16日 ロイター] 豪アデレードにあるフリンダ
ーズ大学の科学者チームが16日、高齢者の寿命が伸びる要因と
して、家族との緊密な接触よりも良い友人たちとのネットワー
クがより重要な役割を果たしているとする研究結果を発表した。
同チームは、70歳以上の高齢者約1500人を10年間追跡し、最も
たくさんの友人を持っていた人の寿命が最長だったとの結果を得
たという。
フリンダーズ大学リハビリテーション・高齢者ケア学部のリン・
ジルズ氏は、報告のなかで、「社会的なネットワークによって
寿命が伸びている可能性がある。オーストラリアの高齢者の延命
にとって、これは重要かもしれない」と述べた。
一方、子供たちや他の家族との連絡は、寿命を伸ばすことにはに
ほとんど影響しなかったという。
友人を多く持ち、交流できるといった「アクティブシニア」が寿命が高いということが学術的なデータで証明された記事としてこの記事には非常に価値がある。今までアクティブであることは生活の充実、といった側面で見られてきただけだったが、「長生き」「健康」ということと本当の意味で結び付けられて見られたことはなかったのではないだろうか。
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