むしろ、逆。

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通常、シニアとパソコン、というとシニアが覚える側、という
印象が強い。しかし、今回のIBC NEWSの記事は面白い。シニアが
教わるのではない。むしろ、逆。シニアが小学生にパソコンを
教える「助っ人」となるのだ!

定年退職後にパソコンに取り組んでいるシニア世代が、盛岡市内の小学校でパソコンクラブの指導にあたることになった。パソコンを通しての世代間交流が狙い。
パソコン指導をするのは盛岡のNPO法人「いわてシニアネット」でパソコン研修を受けている人たち。クラブ顧問の先生を助けながらきめ細かな指導ができればと助っ人を買ってでた。きょうはメンバー5人が盛岡市立桜城小学校のパソコンクラブを訪れ、4年生から6年生までの26人の指導をした。初日の今日は、マウスとキーボード操作の練習で、学習ソフトでジグソーパズルなどを楽しみながらマウスのクリックやドラッグの仕方を学んだ。子ども達の最終目標は秋の運動会のポスターを作ること。おじいちゃんたちは優しくて教え方もわかりやすいと好評で、「いわてシニアネット」のメンバーも「孫のようにかわいくて張り合いがあります」と目を細めていた。

こういうコミュニケーションが相互にとってメリットがあるのは明白だ。
教えたがり、なシニアが小学生に教えるともなれば、シニアは教えるた
めにしっかり指導を出来るように努めるだろう。幸福なことに、今回の
記事では、小学生はそんなシニアを「優しくて教え方もわかりやすい」
といっている。
何て素晴らしいのだ!
「孫のようにかわいくて張り合いがあります」と答える姿も想像が付く
が実に素晴らしい話である。
普通に思いつくことの全く逆は出来ないかな、と考える先に新しい
発想が待っているのかもしれませんね。

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