服を売るシルバーエンターテインメント:ワードローブワゴン社

キーワード:世界の事例

今回は老人ホームの話。もともと、アメリカでは在宅介護よりも施設介護のほうが多いため、歴史が古く、様々な取り組みも行われている。そのため、アメリカの老人ホームは参考になる。

例えば、服に関するニーズ。

老人ホームに入居している高齢者は自由に洋服を変えることが出来ない。お洒落をしたい気持ちがあっても、日常的に買い物に行くことは出来ないからだ。例えば、御用聞きのように日常的に来てくれて、選ぶ位なら出来るが、買いに行くのは大変・・・。そんなニーズを元に、ワードローブワゴン社では、老人ホームにワゴンを持って、販売をしてくれる。

ビジネスとしては、安定的な基盤を築きやすいし、ユーザーメリットもある手堅い商売である。しかも、ワゴン社の場合、介護用品関連の洋服も多く手がけていることも強みのひとつ。

御用聞きという発想で、他にどんなものが考えられるだろうか。

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