スウェーデンに見る新しい施策「サービスハウス」って何?
キーワード:マーケティング
スウェーデンといえば、福祉国家である。そういった福祉国家
から学ぶべきものはかなり多いはずだ。そうした時に、サービ
スハウスという形態について、勉強しておくことはこれからの
高齢社会において役に立ちそうだ。
そもそも、サービスハウスって何?
病院の中で余生を暮らす、といったサービス体系とはまったく
違うもの。それがサービスハウス、という形式である。
全ての高齢者は、介護を一日中必要とする身体が非常に弱った
人でも、自分の小さなアパートに自分の物を置いて生活すべき
であるという新しい考え方のことだ。「サービスハウス」で
は台所付きの自分のアパートがあるが、レストランもあって食
事も取れるし、何かが起きた時はスタッフを呼べるし、プログ
ラムへの参加や美容院、フットケアの専門家のサービスを受け
られる場合も多い。
そういうスタイルとしてのサービスハウスは、街の拠点に作られ
ている。その周辺には自然と楽しむことの出来るコンテンツとし
ての美容室や図書館・フィットネスサービスがたくさん詰まって
いる。
少し歩けば行ける距離。そこに配置することであくまで自然な街
というスタイルをとる。
連携して手を取り合うことで、今までとは全く違うサービスのような
雰囲気が出ているサービスと言えるでしょう。
こういった形態が自治体・企業と連携しながら出てくると楽しそう
ですね。