地震・災害の際の介護サービス
キーワード:健康・ヘルスケア
先日の関東地方での地震は単純に恐怖であった。もしこの地震が
もっと大規模なものであったとしたら、と多くの国民が「関東
大震災」のことを思い出し、恐怖に震えたはずである。
そうした中で、地震や災害のときも介護や福祉のサービスを的確に
提供出来るようにしようという試みがある。例えば、「高齢者総合
ケアセンターこぶし園」の「サポートセンター」という試み。
これは24時間365日体制で「通所介護」「訪問介護・看護」「配食
サービス」を基本とするサービスを提供してくれるものである。
こぶし園は、このサポートセンターを、中越地震による被災者
の仮設住宅敷地内(長岡市操車場跡地)にも設置したことで地震発生後
も福祉サービスを供給することが出来た。
この成功例を全国の福祉施設をネットワーク化することによって、
被災地に被災後1月以内に福祉サービスを「お届け」するしくみ
をつくることを計画している事業体がある。
その名も災害福祉広域支援ネットワーク「サンダーバード」。
被災地に迅速に駆けつける「正義の味方」のネットワークだ。
そして、その設立を記念したフォーラムを開催するという。
このフォーラム、コーディネーターやシンポジストが豪華である。
コーディネーター(敬称略)
小山剛(高齢者総合ケアセンターこぶし園 園長)
シンポジスト(敬称略)
湖山泰成(湖山医療福祉グループ 代表)
黒田裕子(阪神高齢者・障害者支援ネットワーク 代表)
友保洋三(国立病院機構災害医療センター 臨床研究部長)
原口義座(国立病院機構災害医療センター 救命救急科医長)
小川富由(国土交通省住宅局 建築指導課長)
中井孝之(厚生労働省老健局計画課課長補佐)
■開催時期 :平成17年8月23日(火)13:30~17:40
(交流懇親会18:00~20:00)
■開催場所 :赤坂区民センター
■参加費 :フォーラム 5,000円/1人 (資料代含む)
交流懇親会 4,000円/1人 (実費)
■事務局・お問い合わせ先
健康の駅とうきょう 担当:安井あゆみ・平田智子
〒183-0011 府中市白糸台5-14-11-203
TEL/FAX 042-336-1683
MAIL: hirata.tomoko@jcom.home.ne.jp
何かがあったときの継続性。
これをどうするべきかを考える視点はどのビジネスにも必要かもしれませんね。