私はナムコが好きだ。
これはこのblogで何度も書いているが、ナムコは大好きな企業だ。
彼らのvisionは私のvisionと非常に合っている。彼らは、
リハビリテインメントを強調し、たいこの達人を介護の現場に導入するなど、
面白い施策をしている。
そんな中、「かいかや」というデイケアセンターが横浜にオープンしている。
赤レンガ倉庫の近くにある立地でいきなり景色は最高だ。
以前からプレスリリースなどでは見ていたが、本当にここにデイケアセンター
が？と思わず疑ってしまうような場所である。
早速、写真を撮る。


デイケアセンターとは思えない。まるで、高級な旅館だ。
あー、そうか、と思った。こういう方向性があるのだ。綺麗なだけではなくて、
面白そう。確かにそこは遊びの空間であった。悲惨な介護現場！と言った
イメージはそこにはなかった。

のれんのようなものの中には「花ひらく庵　かいかや　夢は今から」という文字。
素敵だ。非常に素敵、ワンダフルだ。
そうなのだ。夢がそこで潰えてしまうような「終の住」が今は多すぎる。
あくまでそういった環境は通過点であるべきだ。夢が咲き誇るための
途中通過点であるべきだ。
そのために、ナムコは福祉の現場にエンターテインメントを持ち込んでいる。
そこで太鼓の達人などをして楽しくリハビリをして、現実社会に戻っていく、
そういった活動を行っている。何と素敵な発想だろう。
エンターテインメントな施策でより鮮やかな生活を送り、夢を開花させるために
リハビリをする。この前向きな明確さは非常に勉強になる。