概論はあるが各論がない

キーワード:マーケティング

「我々は金もあれば時間もある。でもね、なかなかそのマーケットを狙う企業と
マッチングしないんですよ。」
そう語る70代の方に出会った。なんででしょうか、と私が伺うと彼はこうおっしゃった。
「会社にいた時代に嫌というほど人間関係の難しさを味わっているわけです。
そうすると、そういう人間関係のコーディネートを誰もやりたがらない。
決定的な問題はね、コーディネーター不足なんです。」
もちろん、と彼は言うと、こう付け加えた。
「シニアライフアドバイザーとかはいますよ?どのようにしたら、シニアがハッピーに
過ごせるか?そういう案内人はいます。最近は行政も進んできて、そういう活動を
やっているのです。でも、彼らは最終的に具体的な提案は出来ません。最終的な
道筋までは示せないのです。
言ってみれば、概論はあるが、各論がない状態です。」
非常に説得力がある。私流の言葉で言い換えると、その各論はエンターテインメント
という言葉になるが、「で、どうすれば楽しいの?」というところを述べれる人がやはり
少ないのである。シルバーエンターテインメントがまだ述べれないのである。
彼は続ける。
「しかし、それをインターネットは解決出来るかもしれません。インターネットは人間
関係のわずらわしさを嫌がらないですから。無機質な性質が、逆に効果的なんですね」
そうか、そうだったのか。と感じた。そうなのである。私自身意識していなかったが、
日本初の高齢者SNS「ひこうき」の意義はそういうことである。高齢者の人間関係
をもっと楽しい形で自動的に演出したい!とそういうことだ。
私は高齢者のための各論を構築する企業を作りたい。
で、どうすれば楽しい?
-はい。こんなのはどうでしょう。
そう言えるように努力をしていきたいと思う。

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