50歳以上の女性へのマーケティング
キーワード:マーケティング
50歳以上の女性へのマーケティングという考え方がある。
よく考えても見てほしい。このセグメンテーションはかなり適切であることが見えてくる
はずだ。買い物の時、主導権を握るのは誰だ?実際にあなたの給料を管理して
いるのは誰だ?
言わずもがな、それは女性であろう。
thematuremarket.comにて、Marketing to the Most Lucrative Target of All – Women 50+
という記事が載っていたのでご紹介しよう。上記の事例にデータを加味している。
『1.1999年の時点で女性は夫よりも30%以上の収益を確保していた
2.女性は、大多数のアメリカの家計収入の半分あるいはより多くの物を
持ち込みます。
3.女性は、米国でプライベートな富の51.3%をコントロールします。
4.女性は、世帯中の約80%の支出をコントロールします。 』
http://www.thematuremarket.com/SeniorStrategic/interview.php?numi=3717&idrb=5
なるほど、である。コントロール力にかけては女性の力の著しさが分かる。
しかし、同時に認識すべきは女性の口コミ力である。女性の口コミ力は
男性のそれよりも20%程度高いことがシニアコミュニケーションズの調査で
わかる。
つまり、購買能力、購買決定権、購買後商品伝播力、どれを取っても一番
いいのが女性であり、その中でも50歳以上となれば子育てから離れ、自由な
時間が増えてくる時期である。
そのため、女性は50歳から自由な時間をエンジョイする方法を覚える。対して
男性は60歳から引退によって強制的に何かをエンジョイしなくてはならなくなる。
50歳からの女性は、楽しむ心が醸成されていく。自然に楽しもうとするし、
そのポテンシャルもある。
シルバーエンターテインメントの発想と、50歳以上女性へのマーケティングは
親和性が高いのかもしれない。