日本で次に流行るwebトレンド予測 ~海外の動画背景サイト5選~

キーワード:コンテンツマーケティング , 最新WEBトレンド

以前に、イケてるパララックスデザインのサイトを紹介しましたが、今回はパララックスよりもさらに流行の最先端、動画背景サイトを紹介します。

動画背景サイトは、ここのところ海外で増加してきており、今年に入って日本でも少しずつ取り入れるサイトが増え、流行の兆しを見せています。

動画は静止画よりも情報量が多いためより密度の濃い世界観を伝えることができ、使い方によっては効果的なサイトを構築することができます。


spotify

https://www.spotify.com/uk/video-splash/

定額音楽視聴サービスspotifyのプロモーションページ。
spotifyで音楽を聴く様々なシーンを動画で綴ることで、”Music for every moment” というコンセプトを表現しています。


Y.CO

http://y.co/

ヨットのチャーター・販売サイト。
ヨットという非日常を提供するということで、その非日常の価値を効果的に伝えるために動画を活用しています。
音声が流れてくるところが少し気になりますが、パソコンから流れる音量を気にするシーンの少ないセレブがターゲットということであれば、返って効果的なのかもしれません。


Electrik Company

http://www.electrik.co/

米国の制作会社のサイト。”Empowering Your Great Idea” という、会社のステートメントを表現する動画をTOPページの背景として流しています。
サイトの構成はとてもシンプルですが、そこが逆にデザイン・メッセージに対する自信を感じさせ、動画のメッセージ効果を強くしています。


TAPAS KITCHENS

http://www.brindisatapaskitchens.com/

イギリスのバー&レストランのサイト。
やはり食事は写真よりも動画の方がおいしそうに見え、動画が効果的ですね。
店の雰囲気も効果的に伝えられており、足を運んでみたくなります。


Project Skin

http://projectskinmd.com/

カナダの美容整形・アンチエイジング施術クリニックのサイト。

トップの動画は、クリニックの扉を開き、カウンセリングを経て商品を買い店を出るところまでの、院内の様子や診察のイメージなどを伝えています。これらを静止画像ではなく動画を上手く用いることで、訪問者への安心感を抱かせることに成功しています。

コンバージョン獲得のためのLP的なサイトとは全く逆方向に振れた構成ですが、きっとCVRも良いのではないかと感じさせられるサイトです。


不用意に使うと逆効果なことも・・・

動画背景は、サイトコンセプトなどをきちんと設計し、その目的を実現するための”手段”として用いられるのであれば、とても効果的ですが、「動画背景サイトにしたい」という、手段先行で取り入れてしまうと、逆効果となってしまうことも。。
今回動画背景を取り入れている色々なサイトを調査した中でも、読み込みに時間がかかってしまったり、動画により気が散ってしまい内容が頭に入って来ないサイトなどもいくつか見受けられました。

ただ、上手く活用できれば強力なツールとなるかと思いますので、有効なシーンでは是非活用したいところですね。


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