50歳以上のためのSNS
キーワード:インターネット
[実際、アメリカなどでは50歳以上限定のSNも「いくつか」ある。]
引用先:ソーシャルネットワーキング.jp
ここで言うsnとはソーシャルネットワーキングサービス(sns)の意味で、
「知り合い系」などと、呼ばれる。日本ではgreeやmixiがメジャーだ。
システムは京都の一見さんお断りシステムと酷似している。
京都の一見さんお断りシステムは、誰かの紹介が無いと入れず、
そのために良質なお客様以外は来ないために、いい人しか集まらない。
どこぞの社長さんの知り合いの○○さん。
どこぞの有名俳優の知り合いの△△さん。
そんな風にして、人と人とがつながる一種の社交場である。
最近、そうsnsのことを説明したら、こういわれた。
「あー、ロータリークラブとか、ライオンズクラブみたいな感じですか?」
そうです。
うまい。そういう上手い例えって素敵である。
ソーシャルネットワーキング.jpの管理人であり、snsの権威でもある、
原田氏によると、「最近のsnsではむしろclosedではないsnsの方が多い」
そうなので、比較的入りやすくなってきているようだが、友達を誘うシステムは
共通している。
さて、本題だが、その高齢者向けsnsというものがポツポツと出てきている。
50something.comや、50yearsplus.comがその例である。
しかし、正直イマイチだ。
50歳以上というコンセプトは非常におもしろいが、それ以外に物足りないものを
感じてしまう。何かに特化したsnsでないと高齢者snsというのが大きなパワーを
持たない気がする。50歳以上、学生限定。色々なsnsがあるが、正直、今のところ
高齢者系SNSには限定的になる意味があまり無い気がする。
例えば学生コミュニティーはわかりやすい。SFC-MODEなども
実名性、コミュニティ性の点がSNS的だが、ここでは授業の情報を交換したりする。
それはわかりやすい。学生ならでは、であり、学生の良さ、良いコミュニティが実現
されている。しかし、高齢者系はあまりその精神が生かされていない気がする。
なんで高齢者だけしかは入れないコミュニティなのか。
どこかに「限定させる意味」が欲しい。
例えば、
1.高齢者の好きなものでつながり目利きをしてもらう
2.高齢者の作っている小サークルなどでのつながりをさらに深める
3.高齢者の「知恵」のコミュニティをつくり、そこでの知識を他の媒体に生かす
などが考えられる。どんなツールも只あるだけ、では意味がない。
そのツールを最大限に生かしたところにシルバーエンターテインメントの実現が
あると思う。