セブンイレブンの広告が面白い。上の画像は私が「シニア」と
googleで検索した際の広告だ。50代は夢を叶える世代、と打ち出し
た後、独立しませんか、と薦めている。50代で早期退職する人が多い
ことを狙ったマーケティングだろう。
このキャッチフレーズは面白い。他にも例えば、シニアであることを
ポジティブに解釈したフレーズはある。「お楽しみはこれからだ」など
はこういったキャッチフレーズの王道的なキャッチフレーズだろう。
しかし、この広告。問題もある。シニア自身は、「シニア」と検索を
かけづらいということだ。
考えてみると当たり前なのだが、多くのマーケッターはここで間違える。
自分がシニアの年齢になったからシニアと検索をかける、なんていう
ストーリーは実際には実現可能性が低い。
なぜなら、シニアはいつまでたってもシニアとしての自分を認めないから
である。50歳は60歳をシニアと言い、60歳は70歳をシニアと言う。
永遠に追いかけっこであり、逆説的に言うとシニアは永久に現れない。
こういった細かいマーケティングもシニア市場獲得のためには必要に
なるはずだ。
繊細な心でシニアマーケットに関わり、成果を出す。それが弊社の
マーケティングポリシーです。