簡単携帯市場を狙え。auの対抗馬「SA101K」
キーワード:マーケティング
TUKAの携帯の販売は各社に衝撃を与えているようだ。簡単を突き詰める
アプローチによって60歳以上の顧客を獲得する。その戦略のフォロワーが
多くなってきた。AUも今回、その戦略に乗り出した。商品名は簡単携帯
SA101K。
個人的にはAUとTUKAはステージを分けているのかと思っていたが、どうも
そうでは無いらしい。AU=若年層 TUKA=高齢者層 といったブランディン
グを仕掛けるのかと思っていただけに違うことに少し驚いた。
今回の商品は電話を「かける」、「受ける」際の操作をとにかく簡単にし、
「シンプルでわかりやすく」を実現している。電話をかける際には「通話」
ボタンを押してから電話番号を入力するだけ、電話を受ける際には「通話」
ボタンが光って知らせてくれるので、どのボタンを押せばいいのか一目で
わかり、簡単に操作できる。
ここまではTUKAとほぼ同じ。違うのはアドレス帳機能もあることか。登録し
た相手に簡単に電話がかけられるワンタッチボタンを3つ搭載している。また
可愛いのは登録した相手の名前を書き込める専用シールを同梱している点。
少し、商品内容を変え、新しさを出しマーケティングを仕掛けてきたAU。
これからこの市場はどう変化していくのだろうか?