シニアの社会貢献意識が高いことはこれまでも分かっていたが、
アメリカで又面白いデータがあるようだ。
http://www.koreisha.com/05.7image/n7.11.html

『サンフランシスコ・クロニクル』（6.17)によると、
プリンストンサーベイリサーチアソシエートは、50才
から70才のアメリカ人高齢者1,000人の調査を行った。
その結果、半数が人を助ける仕事を望んでいることが
わかった。その傾向は51才から59才の人々の間でより
強く、58％が地域に貢献する仕事をしたいという。

単純に申し上げると、今の社会は余力ある社会なのである。

53%が引退後も働きたいといい、4分の３以上が貧しい人や高齢者を
助ける仕事に関心を示し、56%が健康問題、55%が教育に興味を示し
た。彼らは社会に役立つ仕事をすることが、生き甲斐につながるこ
とを認識しているようだ。

シニアの力は確実に余っており、色々な形で社会的な利便性は
非常に高まっている。しかし、なかなかそれを生かすような環境
が創れない。仕組みが作れない。
これが大きな問題になってきている。どこでどうすれば社会的利便性
をさらに高め継続的な社会的メリットになるか？
それを考える時代がもうそこまで来ている。