「アクティブシニア」という言葉は捉え方が難しいことば
である。アクティブ、アクティブというが、意外にそのア
クティブなイメージは捉えづらかったりする。
アクティブシニアとは言ってもなかなかその実際のイメージ
が沸かずに困っている人たちがいるのだ。
そういった人を対象に今回は中国のアクティブシニアをお見せしよう。
chubei.comによると中国で80歳の双子のアクティブシニアが自分たち
で作った三輪車で大旅行をしているという。

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自分たちで作った三輪車に乗って福建省を出発した。彼らは
4月9日に厦門（あもい）の西にあるしょう州を出発。広東、
江西を通って５月17日に湖北省の武漢に到着した。
このあと、安徽、浙江、山東などの12の省市を経由して北京
に向かう計画があり、行程は約1万キロ。
凄まじいバイタリティーである。これが今の中国のアクティブ
シニアである。
それなのに、多くの人が結局アクティブシニア市場を分かって
いない。顧客ターゲットはアクティブシニアだというのに、
介護を薦める、などというのに商品適合力が弱い。
商品適合力が弱いと商品は売れない。
アクティブシニアを顧客ターゲットにするなら、まず彼らが
何をしたら喜んでくれるか？原点を問いただす必要がありそうだ。