世界で一番かっこいい杖

キーワード:シルバーエンターテイメント

杖-。皆様はこの言葉の響きに何を感じるだろうか?
体が弱い人の専売特許?ノンノン。時代は動いている。
いまや、杖はアクセサリーだ。今日の君の服は幾多の
己のファッションチェッカーが作用し、今の完成系に至っている
はずだ。じゃあ、杖は?そう、杖にも辛口コメンテーター、ピーコが
必要な時代はもうそこまで来ている。
信用出来ない?オーケー。
写真をお見せしよう。ドドン。
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どうだろうか。
私は驚愕した。嬉しくなった。
こんなシルバーエンターテインメントな最高の杖が日本にあるのか、と
そう思った。
早速、この杖を販売している素敵屋Alook(あるく)店長 小倉 恵美子さん
に取材申し込みをして話を伺った。
「やっぱり、この杖を介護用品としては売りたくないんですよね。」
小倉氏はそうおっしゃった。わかります、この杖は介護用品ではなく、ファッションだ、
むしろ、絶対に介護用品とは隔てた商品でないといけないとさえ、思います、
と私が言うと小倉氏はこうおっしゃってくれた。
「ですよね。あなたのblogを拝見して私と同じ周波数の人だと思っていました。」
ああ、ここにも一流のシルバーエンターテイナーがいた。
この杖、手作りだ。大量の注文が来ても、対応はしない。一個一個真心をこめて
いるからだ。しかも、あらゆるコダワリがある。例えば、この杖。実は着せ替え可能だ。
中に入っている花を取り、新しい花を入れると、新たな色の杖になる。
今日の服に合わせたお洒落な杖が出来るのだ。
不健康になり、仕方が無いから杖を使う。そういう悲哀の時代は幕を閉じ、
新たな時代のパイオニアが現れた。彼女の名前は小倉 恵美子さん。
杖を自分のファッションの一部とし、高級なアクセサリーにする。
そんな時代の幕開けに私は多大な拍手とエールを送りたい。
素敵屋

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