一応の配慮。

キーワード:健康・ヘルスケア

意外な結果、と映るかもしれない。シニアと健康・・・というとリンクしているように
見えるので、そういう情報サイトを構築している人は多い。しかし、結果はこうだった。
インターネットでは健康情報を送っているが、大部分のアメリカ人シニアはそれを
利用していないことが、ナショナルカイザーファミリー財団の調査で明らかになったのだ。
これまでに65才以上でオンラインしたのは人口の3分の1以下、健康情報を
オンラインで捜したのは21%だけ。
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散々な結果である。
正直に言おう。今のシニア特化型のサイトの中に、ジャンル分けが多くされているサイト
が多く見受けられる。ただ、ジャンルを増やした感があるサイトである。そういうサイトの
多くは失敗している。そして、「健康情報」はそういったサイトの1コンテンツとして取り上
げられているというのが現状だと思われる。
端的に言うと、「本気度」が見えないのである。わざわざ、そこに行くなら、大量の情報が
あればいいのだが、そうでもなく、ただ、シニアという冠を載せているだけに映るのだ。
そして、そういった多くのweb siteは、大体、サイトの力を信じていない。
あくまで、シニアに対しての配慮を「一応」webを作ってやっていますよ、というサイトが
ほとんどなのだ。それではヒットしないのは当然だ。
シニア向けという冠はシニアにとって、有益でも何でもない。むしろ、反発がある。
では、そのサイトは誰がどういうストーリーで見るのか?そこを見極める必要がある
だろう。

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