プロピアに見るクロスジェネレーション

キーワード:シルバーエンターテイメント

「実像の無い高齢者層」という言い方がされて久しい。
これは認知年齢と実質年齢が10歳から20歳違うというデータに
基づいている。つまり、50歳の人に「高齢者って何歳から?」
と聞くと、大抵は60から70歳と答える。その際にどんな広告を
打てばいいか、が注目されていた。
つまり、「シニア専用!」などというメッセージを広告の中で
展開すると嫌がられてしまう。
では、どうするか?
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プロピアの最近の広告はそのヒントになるかもしれない。
この宣伝の核はクロスジェネレーションだ。つまり、広告における
世代間交流である。
彼らはまずは、若者のお洒落の中で髪を自由に変えていく、ことを
押し出し、その父親を登場させる。
もちろん、その父親も若者も格好いい。あくまでお洒落。
そして、年代に関係ないんだ、というメッセージを発信する。
カツラというネガティブなイメージではなく、お洒落に髪で遊ぶという
ポジティブなメッセージをお洒落に発信している。
あなたはどんな形の世代間交流が素敵だと思いますか?

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