ブーマーではなくzoomers。
キーワード:世界の事例
アメリカの老年学者David J. Demko氏が非常に興味深いことを発表した。
最近のブーマー(日本でいうところの団塊の世代だろうか)は昔の高齢者とは違う、
と言うのだ。つまり、昔と同じように年は重ねるが、そのことにより、挑戦的であり、
活動的に「年を取った」ことを認めまいとするのである。
そして、彼はその高齢者群をzoomersと名づけた。
そのzoomersは髪が白くなり、しわが出てくると、美容業界や整髪業界に突入していく
という。認めまいとするべく、不老不死を求めた中国の王様のように、きれいになる方法、
半老化商材を使う、と。
つまり、彼が主張するのは、以下の3つの要素が当てはまる業界の将来的な伸びである。
快適な生活の必需品
長寿の成功に対する生活の「報酬」。
ステイタスシンボル
社会の老人に対するイメージへの反発。
アンチエイジング産業
年齢に関連する欠陥を最小限にすること。
アメリカでも日本でも、韓国でもこの流れはあるようだ。
これは綺麗な、そしてかっこいい高齢者たちが増えることを予感させる!
私は、もちろん、大歓迎だ!