ハイテクに対抗して超ローテク。

キーワード:マーケティング

本人確認は合言葉・巣鴨信金、盗難にローテク対策
巣鴨信用金庫(東京・豊島)は盗難や偽造された通帳やキャッシュカードに
よる被害を防ぐため、運転免許証などの顔写真のほか合言葉で本人確認する
新型口座を16日に導入する。キャッシュカードは発行せず、口座のある支店の
窓口でしか預金を引き出せない。情報技術(IT)を活用したICカードの採用に
動く大手銀行とは対照的な“ローテク回帰”。高齢者の顧客にも違和感なく
受け入れられ、導入コストも抑える一石二鳥を狙う。

ハイテク時代だ。それに露骨に対抗するかの如くの商品が現れた。
その名も盗人御用。きっと、英語を使う気などさらさら無い。
ターゲットは巣鴨高齢者。ここで一度明確にしなくてはならない。
巣鴨の高齢者層と弊社のシステムhttp://www.hikouki.net/の高齢者像は
全く違う、と言っても過言ではない。巣鴨にもアクティブシニアは多いが、巣鴨の
高齢者はインターネット適合性はあまり強くない。そのため、トレンドリーダーシニア
を銀座などで、通常のシニアには巣鴨でプロモーションをかけるというのが
これから主流になってくると思われる。
今回のシステムは戦略がわかりやすく、適合性も高い。「多少使いづらくてもいいから、
アナログなもの」、という声に沿って作られている。非常にわかりやすい戦略と言える
だろう。
ハイテクに対して超ローテク。
これは一つの高齢者マーケティングをやっていく上でのキーワードになるだろう。
しかし、この層の高齢者はトレンドをリードするような「破壊力」を持ったシニアが
いるかというとそれは疑問だ。
どちらを選択し、戦略を立てるか。
それがシニアビジネスマンの最初の悩みどころであろう。

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