チェンジ・ザ・プロモーション
キーワード:インターネット
シニアとインターネットに関してどのようなプロモーションが
可能だろうか。この議論になると、多くの人が結局のところ、
広告にばかり目を向けがちである。
しかし、プロモーションには2通りの方法がある。もう一つの
プロモーション手法、それは広報であろう。
その真の重要性を知るためには「シニアの傾向として一番大切
な傾向」を押さえないといけない。それは
受信する情報を疑う傾向
ということである。つまり顧客はどんどん情報に対してシェイプ
アップされており、企業の意図に敏感になっている。コンシュー
マーがプロシューマー化している、とも言われるが、そんな傾向の
中でいわゆる広告を無意識に除去しようとする。百戦錬磨のシニア
には特にその傾向が強い。
しかも、難しいのはそうかと言って、「面白い広告には見向きも
しない」点である。若年層に話題になる面白い広告に関する調査を
行うと大抵は、「もっと分かりやすい広告の方がいい」という結論
が出てくるはずだ。しかし、実際に分かりやすすぎる広告へは、無
意識に除去しようとする。
では、マーケッターはどのように考えていけばいいのか?
その際に重要な打開策が、Press Release(広報)だ。
広告とは媒体を買って商品の宣伝をする、という行為であるのに対し、
広報は新聞記事の記事になりそうな情報を提供することで媒体に掲載
される、というアプローチを取る。
そうすることで、記事に掲載され消費者に届くことになる。
記者はいい記事が書け満足。企業は最適な広告が出来、消費者は
記事を広告だとは思わないので、積極的に商品に接する。
そうすることで、プロシューマーであるシニア層に的確にリーチする。
しかし、気をつけなくてはならないのは、プレスリリースをする前に
その商品が面白いものではなくてはならない。話題を集めそうでない
と記者も書きづらい。
そこで企画力が問われるのは言うまでも無い。プロモーションは
プロダクトと連動する。ホームページの3stepは簡単だ。
企画⇔構築⇔プロモーションだ。
最高品質のシルバーエンターテインメントな企画を行い、ユーザビリティ
の高いホームページを構築する。そして、最適なメディアへのプレスリリ
ースを行うべきだ。
チェンジ・ザ・プロモーション!
時代の潮流の最先端はシニアが自然と話題に出来るようなプロモーション
であろう。