シニアと広告-受動型メディアと探索型メディア
キーワード:マーケティング
出展:凸版消費行動研究室
面白い調査結果がある。シニアと広告に関するデータだ。この調査
結果はまず団塊の世代とシニア層を分けている。その上で、団塊の
世代は探索型メディアに反応し、シニア層は受動型メディアに反応
すると結論付けている。これは面白い。
まず、口コミや新聞記事は両者ともに信頼するとこたえている。その
上で、シニア世代は「新聞広告」「テレビCM」「店員の話」などを
ポイントが高くしている。しかし、団塊の世代は「ホームページ」
「雑誌記事」「パンフレット」などを高評価。
これは明らかにシニア世代は受動型メディアを、団塊世代は探索型メ
ディアを好むという結論になるだろう。非常に面白い。
やはり、年齢を区切った上で、広告は仕掛けなくてはいけない。ター
ゲットはどこですか、といったときにシニア全般、という答えは答え
ではなくなる時代になった。
「シニアの中でもどの層か?」
これを真剣に考え、広告戦略を練り直す必要があるかもしれないですね。