シニアと出会い系

キーワード:世界の事例

シニアの出会い系。一部で日本でも騒がれたこともあったが、
アメリカではむしろポピュラーだ。


米国の高齢者たちの間で最近、インターネット上で異性のパートナー
を探す「出会いサイト」の人気が高まっている。離婚や死別でシングル
になった男女が、新たな出会いを求めて集まってくる。



例えば、seniorfriendfinder.com
ここでは、シニアとシニアの出会い系を行っている。独自で開設出来るblogコンテンツも
あり、現在メンバーは405,318 人も集まっている。
驚異的である。シニアはインターネットをしない、と言う人がまだいるが、この数字を
見れば、それは誤解だと気付くかもしれない。
又、50 years plusもシニアの出会い系だ。
ここは検索をしようとすると、会員になっていないと登録が出来ないといわれる。
ためしに登録をすると、3つの質問をされる。
Tell us about your Interests/Hobbies:
趣味や興味のあることは?
What type of relationship are you looking for??
どのような交流を望みますか?
What qualities are you looking for in a partner??
どんなことを相手に期待しますか?
これを元に相手を選別し、マッチングを図る。
質問という観点は面白い。プロフィールを書いてくれ、と言われると
躊躇しても、いい質問をされると答えやすかったり、書きやすかったり
する。
http://seniors.meetup.com/も面白いサイトの
一つだ。ここは、はじめから「会うこと」、を前提にした出会い系サイトである。
つまり、会ってレストランに行くとか、バーに行くという行動を前提にしているため、
素敵な場所の紹介が多くされている。そして、そこに行くと、そのバックマージンが
サイトに入るという仕組みだ。
出会い系。
その言い方はネガティブだが、どうも応用性は高そうだ。
しかし、日本の土壌で流行させるためには、「理由作り」が肝要かもしれない。
コミュニティと出会い系の危うい違い。
曖昧な違い。例えば、社会貢献性の高いNPOの裏ニーズは、出会いにあるかも
しれない。じゃあ・・・?
出会い系とは別の「記号化」によって、新たなビジネスチャンスは生まれるかも
しれない。

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