おじいちゃんをオークションに出す。
キーワード:インターネット
インターネット上でのオークションが盛んだ。
あなたは今までにどんな出品をしてきただろうか。ブランド物の時計?身近にあったもの?
アメリカの大手オークションサイトebayにて、珍出品が出てきた。
それもなんと、「おじいちゃんの幽霊」・・・。
その理由は出品者アンダーソンさんの息子、コリンズ君にある。
彼の祖父が亡くなってから息子はおじいちゃんの幽霊に怯えていると言うのだ。
「意地悪だった祖父はここで亡くなり、まだこの辺にいるんだ!」
その話を聞いたアンダーソンさんは一計を案じた。祖父は本当は優しい人で息子の
ことを遠くで暖かく見守ってくれているのだ、と言うことを伝えたかったのだろう。
アンダーソンさんは「おじいちゃんの幽霊と、彼の残した杖」を出品し、こう書き添えた。
「杖(と幽霊)を受け取ったら、私の息子に手紙を書いてほしいのです。幽霊はあなたと
ともにあり、うまくやっていると」
なんと、これに反応があり、34人の入札があり、最高額は78ドルとなっている。
このお金はコリンズ君へのプレゼントにすると言う。
感動的なのか、何なのかわからない話だが、おじいちゃんの幽霊が出る、と子供が
言うのなら、私ならこう言うだろう。
「コリンズ、おじいちゃんのことを悪く言うのは良くないことだよ。おじいちゃんはきっと幽霊に
なって君のことを守っているのだよ。だから、意地悪なんじゃない。君のことを今も暖かく
見守っている。”Go straight” to your dream not to see the “ghost”.」
お後がよろしいようで。
ちなみに、アメリカにも駄洒落文化があるかは謎です。