『シニアSOHO普及サロン・三鷹』に見る高齢者のsoho

キーワード:シルバーエンターテイメント

「定年後どうしよっか。」
その答えのひとつに起業、というものがあるかもしれない。
2005年11月に野村総合研究所が行ったアンケート調査では、
団塊の世代の12%が起業を志しているというデータがある。
実はそうした際に、その思いを具体化してくれる「市」
の動きがある。そういった中高年の起業のsoho創出に市を
挙げて取り組み、成功している日本初のモデルケースが
東京都三鷹市だ。
三鷹市では1998年にパイロットオフィスをつくり、実験開
始。50数社の応募から九社を選んで入居させた。これが今の
ところ、1社も潰れていないという。
実は入居者の選考の段階で厳しく審査するのが事業計画だと
いう。初年度から赤字が出るようなプランは駄目だというの
だ。
更に、面白い特徴はもうひとつある。金銭的補助はしない代
わりに、経理や財務、営業面サポートをしてくれる。
その中では、先輩に教えられて、またそれを後輩に教えていく
という良いサイクルが生まれているという。
市が出来ること。
その視点で考えるとどんなシルバーエンターテインメントが
出来るだろうか。

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