整形手術とアクティブシニア
キーワード:シルバーエンターテイメント
今のアクティブシニアは美しくいること、に対して敏感であり、
積極的なようだ。そうなってくると比較的、整形手術に対しても
積極的であるというデータが出てくる。
オーストラリアの調査会社ハートビートは、4年間かけて 50才代の
希望や態度を調査したという。
研究者ネール・コーンは、「前の世代は高齢化を受け入れたが、
ブーマー世代は社会から引っ込むことを拒否する」と語った。
彼らは、老年期の既成概念に反対し、子供たちが独立し、そして
ローンが清算されると、冒険休暇をとったり老化防止の美容に
精を出すのだ。この層は人口が多いので、ありがたい消費者と
いうことになる。
アメリカでも高齢者の美容整形が盛んで、「美容整形手術報告」
によると、65才以上の人々で美容外科手術した人の数が、
1997年以降352%に上昇したという。
整形手術はどうか、というとそれぞれの観念によって変わってくる
だろうし、道徳の観念的な問題になってくるのだろうが、
そういうこと抜きに、アクティブシニアの美に対する「思い」
の強さが分かるデータである。
高齢者になることは弱者、とは全く直結しない。
むしろ、新しい時代のアクティブシニアはその時間その時間を
楽しもうとする。素敵でいようとする。
どうすればあなたはもっと輝いていれますか?