シニアとインターネット、と言うと未だに親和性が低い、と言い張る人の方が
多い。しかし、そもそもシニアとインターネットは親和性が非常に高い存在で
ある。その理由は以下の5つだ。
１．シニアはネットワークを大切にするが、インターネットはネットワークそのもの。
２．シニアは受け取る情報に疑いを持つが、インターネットなら情報を自分で
探せる。
３．シニアは元々、色んなことに対して己の意見を持ちそれを社会に発信する
願望があるが、インターネットはまさに情報発信メディアである。
４．シニアはサービスによる満足を求めるが、インターネットにおいてサービスが
低い（コンテンツが弱い）サイトは見なければいいだけのことであり、顧客主義。
５．シニアはお金も時間もあるが、インターネットはいつでもどこでもアクセス可能
である。
どうだろうか。インターネットとシニアの相性はむしろ高いのだ。
そう考えると現在50歳以上は50%のインターネット利用率を誇るが、それはむしろ
少ないような気がしてくる。
つまり、ここで考えなくてはならないのは、使いやすさ、の問題である。
ここまで親和性が高い両者が何故、今まではあまり注目されてこなかったのか？
それは、単純に言うと、
１．今までのサイトが使いやすくなかった。
２．今までのサイトが面白くなかった。
の2点である。
シニアにとって使いやすく、シニアにとって面白いかどうか。それだけをひたすら真面目に考える必要がある。
シニアとインターネットの相性は最高なのだから。