アメリカのシニア特化型サイトにおけるジョークコンテンツの傾向
キーワード:インターネット
アメリカのシニア特化型サイトでは、良くジョークコンテンツを見かける。
日本で言う川柳のような政治的な批判めいたものもある。皮肉めいたものも
あるが、主流は一つ。
下ネタである。
基本的にシニアの力を侮るなかれ、である。アメリカの主流は老若男女問わず、
ジョークと言えば実は下ネタだ。
今回はsuddenlysenior.com内で紹介されている今週のベストジョークをご紹介
したい。しかし、日本語訳すると、このblogの品位に関わるため、英語でご紹介し、
その上で、翻訳サイトを掲載することにする。
DOG DAY AFTERNOON
A young woman went to see her doctor complaining her new husband
was already losing interest in sex.
The doctor told her that it is not serious, that her husband has
merely lost his animal instincts and suggested that she crumble
some dog biscuits on her husband’s cereal every morning and to
bring out the savage beast in him.
The doctor explained that the dog biscuits manufacture includes
chemicals in the biscuits for animal behavior that will work on her
husband also. He wished her good luck and told her to come back
in a week with a progress report.
A week later the woman returned to the doctor, who asked how
her husband was. “He’s dead,” she replies.
“Dead?” the doctor asked.
The woman said, “Yes. He was sitting in the driveway licking his
balls, and I backed over him with the car.
(翻訳サイトはこちら)
私はここで論じたいのは下ネタの話ではなく、固定観念の話だ。
シニアと言うと○○、というように、多くの事業者は思いECサイトや、
販促計画を立てる。しかし、残念ながら、固定観念で出発した多くの
そういったサービスは失敗している。
弊社では、失敗して閉鎖してしまったサイトも情報として集めているので
分かるが失敗したサイトなどは星の数ほどあるようだ。そして、それらのサイトの
ほとんどは、同じような形式で構成されている。
代表的なのは、多ジャンルなポータルをいきなり構築しようとした例だ。
シニアから想起されるジャンルを4つから5つ程度に分け、その5つ程度の
情報コンテンツを配信しているケースが良く見受けられる。
しかし、残念ながら多くのそういったサイトは失敗している。大企業が陥りやすい
罠である。つまり、そういった多ジャンル性はうまく会員を集めトラフィックを稼が
ない限り、それぞれのジャンルコンテンツ維持に固定費がかかり、体力勝負に
なってしまうのだ。
コンテンツはただ闇雲にジャンル分けすると、失敗する。
特にそれが固定観念に基づくものだとなおさらだ。
当然、シニアの生の意見を反映させる必要性がある。アメリカにおける「下ネタ」の
ニーズのように、隠れたニーズに対しても戦略を練らなくてはならない。
御社のサイトも、典型的なシニアサイトの失敗例の罠にはまろうとしては
いませんか?
弊社へのお問い合わせはinfo@cnxt.jpまで。