ギネス級の門松―高齢者の技
キーワード:シルバーエンターテイメント
同組合は竹林を町おこしに活用しようと、地域の高齢者が竹炭、竹酢液を
生産し、門松作りにも取り組んでいる。「良い年が来ることを願い、心を込
めて作っています」と佐野喜一さん(71)。
毎年、組合の玄関前にはギネスブック級の巨大な門松が飾られていた。
昨年は13・7メートルに達したが、今年は3・5メートルに抑えた。片田理
事長は「地震や台風など災害の多い一年でした。少し慎んで生きていこう
という思いも込めています」と話していた。
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news01.asp?kiji=8253
高齢者には蓄えがある。重ねた年輪にはその分の強い経験がある。それは今の
若者がさも簡単にパソコンを使いこなすように、高齢者にとって簡単なことが若者に
とって難しかったりするかもしれない。
匠の技、をギネスブックという形でエンターテインメント化する。この施策は若者が
高齢者にあこがれるきっかけになる。今年はギネス級の門松は出来なかったよう
だが、来年こそは達成することを祈る。
熟練の匠の技は誰もが驚愕する装置なのだ。
ギネスのような「驚愕をパッケージ化する発想」はこれからも増えていくでしょうね。