本音と建前
キーワード:インターネット
シニア向けのコミュニティサイト。
多いように、思われるかもしれないが、実は世界の事例を見ていても
大半はニュースサイト+掲示板、である。メインストリームではない。
しかし、一方で出会い系というアプローチは存在する。
つまり、
○情報系サイト
○出会い系サイト
の二つに大別されるのである。しかし、日本でシニアの出会い系サイトを
構築する際にはしっかりと認識する必要があるだろう。それは『本音と建前』と
いうポイントである。
高齢者には、『出会い』に対するニーズは多くある。隠れてではあるが、個人レベルの
ものから大規模なものまでパーティーなども多く開かれているし、出会うことに対する
ニーズは非常に高い。
ヨン様ブームなどは氷山の一角だ。
たまたまマスコミが嗅ぎつけたのが、ヨン様であったに過ぎない、とさえ思う。
しかし・・・・。
それを単純に出会い系にしようとすると、難しいかもしれない。
簡単な例で行こう。大学のサークル活動などもそうだろう。
たとえば、貴方が「出会い系のサークルなんですけど入りませんか?」
と言われると警戒するだろう。しかし、「テニスサークルなんですけど入りましょう」
といわれれば入るかもしれない。
出会いはあくまでサブで入るんだよ?という言い訳を用意する
必要があるのである。日本のNPOの生活・福祉環境づくり21の施策は面白い。
パソコン広場、と彼らは銘打っているのだが、「パソコンを覚える」という名目が
ある上で、そこでの交流を第一義にした広場なのだ、と言うのである。
また、株式会社 東成社の場合はワインだ。ワインによる交流会、勉強会と銘打っているが、
そこでの交流が一番の楽しみだ。
出会い+ハイソサエティ。
そしてハイソサエティな理由を元にした誘い。それが、シニア「出会い系」を成功させる要因
だろう。