ピチピチの100歳。

キーワード:シルバーエンターテイメント

アメリカでは、一九七四年に米国国立衛生研究所(NIH)に付属する米国
国立加齢研究所(NIA)が創設されて以来、連邦政府の助成金によって長寿
研究が広く実施されるようになった。
そして、1996年12月にラスベガスで開催されたアメリカ抗老化医学アカデミーの
第五回サイエンティフィック・コンファレンスで、「HGHは作業能力、生活の質、
長寿に関連があると多くの人々によって信じられている、いくつかの属性を
改善する効果があるらしい」ことがわかったと、ミルウォーキー州ウィスコンシン
医科大学の神経学科長、神経学教授のL. キャス・テリー(Cass Terry)博士が発表。
成長ホルモンの投与によって、若返りが出来ることを証明したとして、話題になった。
アンチエイジングという記号化を受けて、日本でもブームになろうとしている。
最近、9月に「踊る100歳、笑う120歳」という本が出版された。
これは、アメリカでアンチエイジング研究の専門家であるリチャード・F・ウォーカー氏、
コムロ美容外科(エイジング・マネージメント外来がある)の院長、小室好一氏の共著である。
○何かを始めようとしても、体が痛い。
○お化粧しようとしても、肌がしわしわではやる気にならない。
○容姿が衰えてしまったので、やる気がでない。
こういうことが、シニアにはあるのではないかと推測されるが、
これは現代美容外科によって解決できる問題なのである。
実際、この本によれば
・とにかく毎日がとても楽しく感じられる。
・睡眠内容が改善され、ぐっすり眠れるようになった。
・意欲がわいて、集中力が増した気がする。
・体脂肪が落ちて、ボディーラインが若返った。
・皮膚の厚みが増し、張りを感じるようになった。
・顔のゲッソリした深い窪みが目立たなくなった。
・激しい運動をしても、後の回復時間が短くなった。
・抵抗力や耐久力がついて、動作もきびきびしてきた。
・長期にわたった慢性的な痛みがやわらいだ。
・運動の怪我や酷使による痛みがうすらいできた。
・目の周辺のしわがソフトになり。小さなしわがなくなった。
・髪の毛の量がふえ、豊かになった気がする。
・「若くなった」と、まわりの人から言われるようになった など。
などの効果が出ているようだ。
容姿がキレイになれば、自分に自信がつき、アクティブになっていく。
容姿のみが必ずしも重要ではないが、キレイになることによって自信に
満ち溢れたシニアが増えれば、これほどいいことはないのではないか。
キレイな50代が増えれば日本も変わると思う。
これはJRのキャッチコピーだったと思うがその通りだ。
アンチエイジングは医療と美容のコラボレーションだ!
さらなる研究を進めて、ぴちぴちの100歳が多く出てくることを祈る!


<参考>
○本紹介「踊る100歳、笑う120歳。―エイジングマネージメントのすすめ」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062126222/qid=1101040336/sr=1-1/ref=sr_1_8_1/249-3406244-8749137
○ここでちょっと読める
http://monitor.kodansha.co.jp/shidoku/down.asp?id=12
○コムロ美容外科 エイジングマネジメント
http://aging-management.komuro.or.jp/
池端様、情報ありがとうございました。

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