GitHub Issueの機能をwaffle.ioで補う
週1参戦要員tbpgr(てぃーびー)です。
GitHub Issueで課題を管理し始めて約3ヶ月。
新たな課題が見えてきました。
経緯
2015年7月13日の以下の記事を機に、プログラムに関わる課題管理をGitHubのIssueに移行しました。
esaとGitHub Issueでちらばった情報を整理整頓
GitHub Issueの運用を開始してから約3ヶ月が経過しますが、
ツールによる課題管理を行っていなかった時期に比べかなり改善されたことを実感しています。
とはいえ、まだ不足を感じる部分があります。
GitHub Issueの機能
シンプル過ぎるゆえに課題のステータスと優先度を管理する方法が用意されていません。
ラベルによってプロジェクト独自のルールを作ることもできそうですが、煩雑になりそうです。
現在の課題
クリエイターズネクストでは、リモートの開発者も開発に参加していることや
時間的にも非同期で働いている開発者もいることから他のメンバーに確認しなければわからないことを
できるだけ減らす必要があります。
そのため、タスクの優先度をひと目で分かるようにしておくことで
これがボトルネックになることを回避できるようになります。
また、現状タスクのステータスが不明であるため都度チャットやコメントで
確認する必要がありますが、これもツールで可視化することでやりとりが円滑になり、
状況把握が容易になります。
そこでwaffle.io
そこで waffle.io の出番です。
類似ツールとして ZenHub や HuBoard などもありますが、
今回はwaffle.ioを選びます。
以下のようにかんばん方式で課題を管理できるようになります。
課題の優先度はカードの上下で、
ステータスはボードのどのレーンにカードがあるかで
プロジェクトの状況をひと目で把握できるようになります。
waffle.ioの導入から疎通確認については、個人ブログにまとめましたので気になる方は参照ください。
Before, After
Before
現状発生している問題点。
- タスクに着手しているかどうかIssueをみただけでは分からない
- 開発者に優先度をチャットで指示する必要がある
- チャットで指示した優先度はお互いに忘れがち
- 非同期で働いている際に、優先度を確認する相手がオフラインだと予想で判断するか待機する必要がある
After
waffle.io導入によって改善された後の予想
- タスクに着手しているかどうかボードをみただけで把握できる
- カード作成時に優先度を位置で知らせることができるため、開発者が改めて優先度を確認する必要がない
- 優先度がひと目で分かるので忘れようがない
- 非同期で働いている際に、優先度が分かるので予想や待機が必要ない