高齢病に関連する遺伝子

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米イリノイ大のグループは、高齢病に関連する共通遺伝子を発見した。p21が活性化すると、アルツハイマー病患者の脳内に蓄積するベータアミロイドタンパクを作る遺伝子や、動脈硬化、関節炎などに関連するタンパク質をつくり出す遺伝子も活性化されるという。
老いに関する研究は結構盛んである。
問題はp21はなんで活性化するか、っていう点だ。
外界からの様々なストレス刺激さらには内部の代謝によって生じるラジカルがDNA, 蛋白、脂肪を傷害あるいは修飾し、その蓄積として老化が促進される
(by長寿医療研究センター:老化機構研究部)
どうも、要はストレスがDNAやたんぱく質、脂肪を傷つける可能性があるというのだ。
そして、それが、老化につながるという。
そして、その外的ストレスに関する研究を行った論文を読むと・・・。
老いに関する意識の形成は
●社会制度
●高齢者に関する言説
●身近な他者
の3要素から、訪れるという。
つまり、60歳になると「定年」(社会制度の変化)になり、
じいちゃんばあちゃんであることが自覚させられ
テレビとかで「高齢者に関するニュース」(高齢者に関する言説)が流れ
友人が亡くなったり家族が老人として扱いだしたりすると老いが形成されると
いうわけだ。
「人間の行動や思考がその個人の所属する社会の制度、文化によって左右されることはこれまで多くの社会学的研究が明らかにしたこと」
であり、
それは老いの意識形成にも応用可能である。
Creator’s NEXTは
●社会制度
●高齢者に関する言説
●身近な他者
という環境要因を
1.身近な他者
あたたかいコミュニティーの創造
2.高齢者に関する言説
高齢者フレンドリーな素敵なニュース配信
3.社会制度
福祉エンターティーメントという言葉を根付かせる
ことで変えていこうとしている。

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