検索エンジン対策とは?
「SEO」は「Search Engine Optimization」の略で検索エンジン対策のことです。SEO対策は外部対策と内部対策の2つに分かれます。外部対策、内部対策はそれぞれ100以上の具体的なテクニックが存在します。今回はその一例を紹介しながら、SEO対策の本質に迫ります。
(1)外部対策
サイトの外部を検索エンジンが望む形に最適化すること。
(2)内部対策
サイトの内部を検索エンジンが望む形に最適化すること。
ここで示したように、外部対策と内部対策の本質は「ユーザーにとって価値の高いコンテンツを常に更新すること」において、重なります。
そもそも検索エンジンは何を考えているか、を考えてみる
自分が検索エンジンの開発者だったとしたら、どんな検索順位が素晴らしいと言えるか、を考えてみます。それは当然、ユーザーにとって価値の高いコンテンツ、ですよね。金融、で検索したのに、ダイエットのサイトが出てきたりするのは検索エンジンとしてあってはならないことですし、金融と検索したら、情報価値の高いサイトが出てきたほうがいいはずです。ここで、検索エンジンのメカニズムの1つに触れてみましょう。
検索エンジンと論文の意外な関係とは?
ある分野に関する最も情報価値が高い論文を調べるにはどうしたらいいでしょうか。しかも、論文は1兆個あるとします。何かしらのルールを決めない限り、調べることは不可能ですよね。ある時、ラリー・ペイジさんはその答えにたどり着きました。
「優秀な論文は他の論文から引用されているはずだ・・・。」
引用されている数が多ければ、その論文は影響度が高いというシンプルな結論でした。しかも、優秀な論文から引用されていれば、さらに加点する。
その考え方をWEBサイトに応用しました。「優秀なサイトは他のサイトからリンクを受けているはずだ。」
そのシンプルな結論を元に考えだされた特許技術が「PageRank」です。これはGoogleの検索エンジンの基礎技術の1つになっています。PageRankが高ければ信頼されるサイト、低ければ信頼しづらいサイト、というわけです。この技術は検索エンジンの世界を劇的に変えました。瞬時に1兆サイトものサイトの中で、優劣をつけ、検索順位の上に優秀なサイトが出てくるように変わったのです。
しかも、それまではディレクトリー型検索エンジンが主流だったのがロボット型になり、劇的なコストダウンになりました。最新の情報もどんどん取得出来るようになりました。
SEO業界で繰り広げられる「いたちごっこ」
そうなっていくと、検索エンジン経由のアクセス数がホームページ制作社にとっては欠かせない存在になっていきました。しかし、事件は起こります。この仕組みを悪用して、価値のないサイトを上に上げようとする人が増えてしまったのです。それが残念ながらSEO対策の原点です。悪用すればアクセス数が増え、それに応じて売上も上がる。そこに目をつけた人が悪いSEOを施すようになってしまいました。
当然ですが、検索エンジン側はこれを察知します。そして、そういうサイトを徹底的に排除するよう、対策を施します。それに気付いた悪い人たちはその対策をさらに対策する・・・。そんないたちごっこは今も続いています。
検索エンジンを騙すアプローチではなく、検索エンジンから愛されるアプローチへ
私はこういった「いたちごっこ」SEOは本質的なアプローチだとは思いません。SEO対策の本質は検索エンジンをだますことではなく、検索エンジンに愛されることです。
検索エンジンが上位表示して喜ばれるように、質の高いコンテンツを作り続けること、これこそが究極の正解になると私どもは考えています。弊社では100名のプロライターがおります。貴社の事業内容を伺いながら、最適なライターがオリジナルコンテンツを執筆することが出来ます。
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