奄美の中で100才になった人が発表された。
県大島支庁は十四日、二十日の「敬老の日」を前に、
奄美の百歳到達者（九月一日現在）を発表した。
新百歳は男性三人、女性三十一人の計三十四人で、昨年度より四人多い。
県は昨年度まで公表していた百歳以上の名簿についてプライバシーの保護などを
理由に不公表と決定。奄美十四市町村によると、百歳以上は男性十四人、
女性八十八人の計百二人で、五年前に比べ二十三人も増えた。
女性が８６・３％を占め、今年も女性の長寿化が目立った。
やはり、女性の長寿化は凄まじいものがあるらしい。そういえば巣鴨で
高齢者に話を伺ったときもこんな話を聞いた。
「あんた。女性は年を取っても強いわよ。うちのだんなは最近、タバコをふかしているだけ。
私達は外に遊びにいったり、旅行にいったりするけどね。」
そういえば、高齢社会を良くする女性の会の樋口恵子氏も
「過ぎてしまえば短い一生　人生80年いろはかるた」の中でこんなことを言っていた。
「90年の国勢調査によると、全国で160万人を数えるひとり暮らし老人のうち、80%は女性である。
しかし、一人も又楽し。」
樋口恵子さんいわく「只一人、箸取るときの寂しさも 慣れてはたのし 手料理の味」という感じで
食生活を自立的に出来るようになり、最後はそれ自体を楽しめるというのだ。
女性の寿命は男よりも高い。
女性の強さがこの社会をリードしていく時代でもあるのかもしれない。