DIGITAL ART WEEK ASIA 2024に窪田望、丹原健翔氏の共作『Self-Confessed-Critic』が展示されました

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2024年8月18日~8月31日の期間、シンガポールにて開催されているDIGITAL ART WEEK ASIA 2024に窪田望、丹原健翔氏の共作『Self-Confessed-Critic』が展示されました。

本グループ展はWARREN WEE氏がキュレーターを担当、東京大学名誉教授、デジタルコンテンツ協会会長でもある河口洋一郎氏もアーティストとして参加しました。
初日からアートコレクターや日本大使館の方など多くの方が来場され、作品をご覧いただくことができました。

 

『Self-Confessed-Critic』

美術批評の中で登場する大袈裟で冗長な批評の言葉をAIに学習させ会場中に批評の文字が生成され続け、白い紙に文字が書かれ続ける。AIのモデルはメガギャラリーから学習し、生成している。作品は不在で、批評の言葉だけが存在しているが、これはいわばドーナッツの穴を楽しむためのドーナッツである。
作品において最も重要なものがコンセプトだとした場合、ドーナッツの可食部の部分は脱着可能な装飾・メディウムであるはずだが、ドーナツの穴をつくるためには、ドーナッツの可食部分を作らざるを得ない。
ドーナツを美味しいと言っている間に、ドーナツの穴を見失ってしまうかもしれないが、果たして、現代アートを鑑賞する鑑賞者にとって作品とは作品そのものなのか、それともキュレーションされたテキストによるものなのか。作品と批評、内実と演出の関係性はどうあるべきなのか。その認識に揺さぶりをかける。
素材:GAGOSIANの批評文、ペンプロッター、生成AI

 

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